ダンボール混入肉まんのねつ造事件で思うことー中国の食品安全事情




2007年07月23日

ダンボール混入肉まんのねつ造事件で思うことー中国の食品安全事情

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e3213fc3.jpgダンボール混入肉まんのねつ造事件で思うことー中国の食品安全事情

ここ3週間くらい日本を騒がせた段ボール肉まん一部週刊誌やテレビなどのマスコミでは実際,これを真似て試作し、試食しているから驚きだ....




この報道は結局は下記のようにテレビ局のやらせとのことなのであるが

「北京市内の露店で使用済み段ボール紙と豚肉を混ぜた具を包んだ肉まんが販売されていたとされる問題で、これを「スクープ報道」した北京テレビは18日夜のニュース番組の中で、「やらせ報道」だったことを認め、「悪質であり、社会的影響を与えた」として視聴者に謝罪した。中国食品の安全性が世界的に問題視される中、「段ボール肉まん」が販売されていたとの報道は、日本のメディアや米CNNなどで大きく伝えられ、懸念をさらに高めた。だが、中国の首都のテレビ局によるねつ造と分かったことで、中国マスコミのモラルも問われることになりそうだ。同夜のニュースによると、調査の結果、テレビ局のアルバイトがひき肉と小麦粉、段ボール紙を自ら持ち込んだうえ、出稼ぎ労働者4人に「段ボール肉まん」を作るよう指示。自らビデオカメラで様子を撮影していたことがわかった。北京テレビの“特ダネ報道”では、露店主は段ボール紙を劇物のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の溶液に浸し、さらに煮込んで柔らかくした上で豚肉と混ぜ、段ボール紙6、豚肉4の比率で肉まんの中身にしていた――という。警察当局やテレビ局が調査を進めた結果、「やらせ」が判明した。警察はこのアルバイトの身柄を拘束し、関係者を厳重に処分すると約束した」「朝日新聞のニュースより抜粋」

まだ日本では中国当局があまりにも反響が大きい為、やらせとしてでっち上げたとの
陰謀説みたいな報道もあるみたいだが

捏造が発覚した中国・北京テレビの「段ボール肉まん」報道。撮影した番組スタッフは警察に拘束され、今後、刑事罰を科せられる見込みだが、一度火が付いた騒ぎは収まりそうもない。中国では「捏造発覚自体が、事態沈静化を狙った当局の捏造」といった意見が飛び交っている。「中国という大難」の著者でジャーナリストの富坂聰氏が言う。
「ここ数年、中国国内でも自国の食品への不信感が高まっています。テレビが“ニセ食品”を告発すると、視聴率がグンと上がる。そのため、どのメディアも競うようにニセ食品を取り上げ、報道合戦がエスカレート。ちょっとした“やらせ”ならOKというノリでした」昨年も広東省の地方紙が「海南島産のスイカには赤の着色料が混ざっている」と報道。スイカの卸値が暴落し、農家にダメージを与えたが、後に誤報と発覚した。このときは厳罰は下されず、メディアのモラル崩壊に拍車を掛けた。「当局は、北京五輪を目前に控え、海外の批判が強い『国内の食の問題』に積極的に取り組んでいる姿をアピールしたい。メディアの暴走も、『食の安全に厳しい姿勢がアピールできるなら』と、半ば容認してきたのです」(富坂聰氏)だが、段ボール肉まんは刺激が強すぎた。日本だけでなく、一気に世界中に映像が駆け巡り、「やっぱり中国食品は危険」という拒絶反応を起こしてしまった。そのため、「あの報道はデッチ上げだった」と当局が捏造したなんて見方が広まっているのだ。もっとも、段ボール肉まんが捏造だろうとなかろうと、モラルの欠如した中国では、食がヤバイという現状は変わらない。「日刊ゲンダイの記事から抜粋」



でも最初この記事を聞いた時から あまりにも内容が衝撃的なことなので
あまり信じてはいなかった。

それは混入物がなぜ段ボールなのか?
中国の廃品回収では段ボールはいいお金で引き取ってもらうことができて

もちろん豚肉の価格とは比較にならないが、小麦粉などとはあまり変わらない値段には
なるのではないだろうか?

小麦粉などに味をつければ十分肉の代わりにはなると思うのだが???

実際、最近食べている水餃子などは
肉の割合が非常に減って、小麦粉の野菜などの量が増えているのは確か

さすがに段ボールは食べたらわかるだろうと思っていたのだが

このねつ造した記者のインタビュー記事が載っている
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070720-00000009-rcdc-cn
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070720-00000010-rcdc-cn

もともと肉まんに紙らしい物が混入していた苦情より考えたとのことで
実際段ボール肉まんを肉まんらしくするのに四苦八苦したみたいである。

実際紙はではないが


あまりにも衝撃的内容で日本もマスコミ各社も大々的に報道し
中国のやらせ事件にまんまと踊らされた形になってしまった

実際中国で生活しているとこのような都市伝説みたい話しは非常に多い

都市伝説ではなく本当かも知れないが

例えば
ペットボトルなどは良く廃品回収としてあるところにもっていくと
0.2元位で引き取ってくれるが、これら回収したペットボトルに
普通の水や、偽のジュースを入れて売っているとか?

飲料水用の水はほとんどが普通の水であるとか?


大手ハンバーガー屋の肉は猫の肉とか?

何処何処の店は肉は古い肉を使っているとか


この辺は日本と似たような内容が多い。

実際、衛生を気にしている中国の人は
衛生の悪い店では食事しないし、変な店では物を買わず、
信頼できる大手で購入したりして、私たちが思っている以上に
注意しているのがわかる。

これからも、いろいろな話しがでてくると思うが
一部分的なのであまり気にしないほうが良いのかなおもった。










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コメント
1. Posted by りく   2008年01月28日 10:32
昨年7月、中国・北京で段ボール入りの肉まんが作られていたと北京テレビが捏造(ねつぞう)していた問題で、捏造発覚前にNHKが「“段ボール肉まん”を食べていた客」として中年男性を取材し、ニュース番組「おはよう日本」(同年7月17日放送)などで5回報道していたことが分かった。NHKは「問題はなかった」と訂正しない方針だが、放送界の第三者機関「放送倫理検証委員会」が問題にする可能性がある。
NHKによると、現地の中国人スタッフら2人が露店が並ぶ市場内で取材。男性は「まずくて時々吐きそうになりました」などと証言したが、その翌日に捏造が発覚した。NHK広報部は「(取材時は)男性を含め段ボール入り肉まんが売られていると思っており、取材者も証言を信用した」とする。

NHKもやってしまったて感じですね
完全なやらせ??



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