中国の迷惑メールがなくなるか？－中国迷惑メール法律事情:中国(上海)生活ブログ

2006年04月06日

中国の迷惑メールがなくなるか？－中国迷惑メール法律事情

中国の迷惑メールがなくなるか？－中国迷惑メール法律事情
以前迷惑メールに関しての記事を書いたが
中国の迷惑メール
中国のIPアドレス検索サイト
中国でも3月30日から日本迷惑メール防止法ににた法律が施行された
その法律は
互聯網電子郵件服務管理方法...

法律の詳しい内容は下記
http://www.gdca.gov.cn/law/lawfile/mii38.asp

27条からなる法律であるが主な内容は
・メールサ-ビス,メールサーバーサービスを行う場合は必ず関係部署の許可を得る
・接続プロバイダーサービスを行う場合は必ず関係部署の許可を得る
・メールサ-ビスを行う業者はメールサーバー内の送受信内容、IPなどの記録をを60日間必ず残す
・自動収集、文字の組み合わせなどで得たメールアドレスなどを販売、共用、交換、または、そのメールアドレスにメールを出してはならない。
・故意に差出人を偽ったメール、偽造したメールを発送してはならない
・許可を得ていない人へビジネス広告向けのメールを発送してはならない。
・ビジネス向けのメールを送る場合は、必ず表題の前に‘AD’‘広告’の文字を記入しなくてはならない。

などだ。

最近、ADなどの題名がついた中国迷惑メールが来ることが多くなっが
この法律が施行されたのが原因みたいだ。
たとえ、AD、広告などの題名をつけても
・許可を得ていない人へビジネス広告向けのメールを発送してはならない。という内容が
あるためこれらメールも違法メールと解釈できるのだが？？？

これらメールを送った場合の罰則規定は
一万元以下の罰金とこれにより得た取得した金額と３万元以下の罰金と規定されている。

この法律は、メールサ-ビス,メールサーバーサービス業者や接続プロバイダーサービスが
迷惑メールの調査、追跡も義務づけている。

今現在、中国語の迷惑メールの数は法律施行以後もほとんど変わらない情況だが
一体この法律がどれくらい効果があるのか？もう少し時間がかかるかな？