中国春節がまじかなのにー中国の鳥インフルエンザ事情




2009年01月22日

中国春節がまじかなのにー中国の鳥インフルエンザ事情

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ec22ec3f.jpg春節までわずか
しかし、この世界的に稀な人口流動が
中国で始まったが、少しやな話題が...


その話題は鳥インフルエンザ


中国では最近、鳥から人への感染事例が確認され
死亡者まで出ていると聞く
それも、一部地域ではなく
広範囲に発生しているみたいだ

このため、上海領事館などでも
安全喚起、注意事項として、ホームページに掲載されている


一体
鳥インフルエンザとはなんであろうか?...





鳥インフルエンザとは

A型インフルエンザウイルスが鳥類に感染して起きる鳥類の感染症である。
鳥インフルエンザウイルスは、野生の水禽類(アヒルなどのカモ類)を自然宿主として存在しており、若鳥に20%の感染が見出されることもある。水禽類の腸管で増殖し、鳥間では(水中の)糞を媒介に感染する。水禽類では感染しても宿主は発症しない。
家禽類のニワトリ・ウズラ・七面鳥等に感染すると非常に高い病原性をもたらすものがあり、そのタイプを高病原性鳥インフルエンザと呼ぶ。現在、世界的に養鶏産業の脅威となっているのはこのウイルスである。このうちH5N1亜型ウイルスでは家禽と接触した人間への感染、発病が報告されている。(但し、感染者はヒト型とトリ型のインフルエンザウィルスに対するレセプターを有していた。いまのところ、一般の人に感染する危険性はきわめて低い。)ヒトインフルエンザウイルスと混じり合い、人間の間で感染する能力を持つウイルスが生まれることが懸念されている。 将来、それが爆発的感染(パンデミック)になりうる可能性がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6


今のところ
人から人への感染事例はないみたいであるが...


上海領事館の情報みると下記
http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/


鳥インフルエンザ関連情報(湖南省における人への感染について)

1.1月19日、中国衛生部はホームページにて、湖南省で高病原性鳥インフルエンザの人への感染が確認され、患者(1名)は重体である旨を発表しました。発表の主要点は以下のとおりです。

(1)患者は16歳の男性。学生。貴州省黔東南州在住。

(2)1月8日に発病し、病状が悪化した後、16日から湖南省懐化市に移って入院治療を行った。患者の病状は重篤であり、現在全力で治療中である。

(3)1月19日、中国疾病予防コントロールセンターが、患者の標本から鳥インフルエンザウイルス(H5N1)陽性を確認。疫学調査によれば患者は発病前に死んだ家禽との接触歴がある。

(4)感染の発生後、現地政府はこれを高度に重視し、密接接触者に対して厳密な医学観察を実行しているが、今までに異常な臨床症状は現れていない。

この人はのち死亡
鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染し治療中だった中国貴州省の16歳の男子学生が20日、湖南省の病院で死亡した。
 学生は8日に発病、16日に湖南省の病院に入院していた。同省は20日、緊急会議を開き関係機関に感染時の対応を徹底するよう呼び掛けた。

鳥インフルエンザ関連情報(山東省における人への感染について)

1.1月18日、中国衛生部はホームページにて、山東省で高病原性鳥インフルエンザの人への感染が確認され、患者(1名)は死亡した旨を発表しました。発表の主要点は以下のとおりです。

(1)患者は27歳の女性。山東省済南市在住。

(2)1月5日に発病し、入院して治療を受けたが症状が悪化した後、1月17日18時40分に死亡した。

(3)1月18日、中国疾病予防コントロールセンターが、患者の標本から鳥インフルエンザウイルス(H5N1)陽性を確認。

(4)感染の発生後、現地政府はこれを高度に重視し、密接接触者に対して厳密な医学観察を実行しているが、今までに異常な臨床症状は現れていない。


鳥インフルエンザ関連情報(山西省における人への感染について)

1.1月17日、中国衛生部はホームページにて、山西省で高病原性鳥インフルエンザの人への感染が確認され、患者(1名)は重体である旨を発表しました。発表の主要点は以下のとおりです。

(1)患者は2歳の女児。山西省呂梁市孝義市在住。

(2)1月7日に湖南省で発病し、同11日に祖父母とともに山西省に戻った。病状が悪化した後、14日に山西省フン陽病院(「フン」はさんずいに「分」)から山西省児童病院に転院し治療中であり、病状は重体である。

(3)1月17日、中国疾病予防コントロールセンターが、患者の標本から鳥インフルエンザウイルス(H5N1)陽性を確認。

(4)感染の発生後、現地政府はこれを高度に重視し、密接接触者に対して厳密な医学観察を実行しているが、今までに異常な臨床症状は現れていない。現在、衛生部門が疫学調査を行っている。


鳥インフルエンザ関連情報(北京市における人への感染について)
                
1.1月6日、衛生部の発表及び新華社の報道によれば、北京市で高病原性鳥インフルエンザの人への感染が確認され、同人は死亡したとのことです。判明している今回の感染経過は以下のとおりです。

(1)患者は19歳の女性。福建省出身。2008年2月より北京市朝陽区三間房(当館注:東五環路の東側に位置する)に住んでいた。

(2)12月24日に発病し、27日には入院して治療をうけたが症状が悪化した後、1月5日午前7時20分に死亡した。

(3)1月5日、北京市疾病予防コントロールセンター及び中国疾病予防コントロールセンターが、患者のサンプルから鳥インフルエンザウイルス(H5N1)陽性を確認した。

(4)新華社の報道によれば、感染の発生後、北京市政府はこれを高度に重視し、計116名の密接接触者(家族、隣人、医療関係者等)に対して厳密な医学観察を実行しているが、これまでに臨床異常症状は現れていない。

(5)新華社の報道によれば、死亡した患者は発病前に死んだ家禽と接触しており、発病前に河北省の市場で生きた鳥を購入しているとのことです。




一部地域でなく
各地で鳥インフルエンザの人への感染例が見られている

春節が近づくにつれて
人の移動が激しくなり
あちこちで鳥インフルエンザの人への感染事例が見られるようになってしまうのかもしれない?

ただ
中国政府のこれまでの公表によると中国における鳥インフルエンザの人への感染例は34例目、
また死亡例は22例目になるらしい。

13億の人口で感染者34例なので
まだまだまれ

それほど大騒ぎすることもないだろう。

しかしこの時期は
トリなどの家畜などにはできる限り近づかない方が
いいだろう...










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